ゼロ戦とグラマン

ニュース|2024年02月27日

第二次大戦時、日本には非常に優れた戦闘機がありました。
皆様知っている、「零式戦闘機」・ゼロ戦です。
徹底的に無駄を省いた設計のため、
極めて軽量かつスリムに仕上がっており、
抜群の旋回性・上昇性を持ち、燃費が良いため、
長い航続可能距離を持っていました。
相手のアメリカ軍グラマンは全く空中戦では歯が立たなかったそうです。
でも、戦闘機としての性能は良くても、引き換えに機体は華奢で弱く、
コクピットにも燃料タンクにも遮蔽板はなく、銃弾が当たると、
操縦士が被弾もしくは、燃料に引火することも多かったそうです。
対してグラマンはガッチリとした鈍重な機体と遮蔽板で
操縦士と燃料タンクを守り、不時着して両翼が折れても
丈夫なコクピットは無事で、操縦士の生還率が高かったそう。
グラマンはパワーの差を利用して撃ったらすぐ逃げて空中戦を
避ける戦法を取ったとか。
戦争が長引くにつれ、優秀なパイロットが多く生き残ったのは
当然アメリカ軍。
それだけが原因ではありませんが、大戦の結果はご存じの通り。
この話はン十年前に、当時の某アメリカ車メーカーの日本法人の方から
聞いた話です。「もしかしたら今(当時)も日米の乗用車の車体も
同じ状況じゃないでしょうか」、と。
ドイツはどうか、調べたら、メッサーシュミットBf109E-1という機種が
活躍しています。
当然機体は丈夫に作られ、遮蔽板も装備。また、軽量で低重心にするため、
エンジンを上下逆(クランクシャフトが上、大きく重いシリンダーヘッド
が下)に搭載。
銃弾の発射は計算して、回転するプロペラの羽の隙間から打つように
なっていた、もしくはプロペラの中心が中空で、その内側に機関銃が
ついていた、というからすごいですね。
ちなみにメッサーシュミットBf109E-1のエンジンはダイムラーベンツ社製
だったそうで。

追伸、この文章はメカニズムの話だけで、
戦争を賛美する意図は全くありません。
自動車は人命を守るため、安全装備や事故への対策が
アップ・トゥ・デイトで進んでいます。
でも、私には最近、国際社会で人命や平和を守るしくみが
進んでいるようには見えません。むしろ・・・。
現在も続いている国際紛争が解決し、世界全体に平和が訪れることを
切に願います。

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