メルセデスベンツに乗る PART2
(これは様々なオーナーの方の経験談をもとにしたフィクションの物語です)
今週は休み明けからマイカーで出張です。
メルセデスで勤務先を出発、すぐに高速道路に入ります。すぐに感じる気持ち良い運転感覚、安定性が良く、100Km/hでの走行も全く安心・快適です。
走行中、雨が降ってきました。ワイパーの拭き取りもスムース滑らか。
助手席側はウィンドウの角の部分に来るとワイパーが少し伸びるように
作動、拭き取り残し部分を小さくしてくれています。
「メルセデスベンツってこういう作動がひとつひとつ気持ちいいなあ」
今日も独り言が出てしまいます。あれ?サイドガラスが濡れていない!
時々一滴ポツリと付いてもすぐに風で飛ばされてサイドビューもドアミラーも視界スッキリ。メルセデスの空力設計!
こんなところもやっぱり違います。
一般道路に降りると、すぐまた渋滞に巻き込まれました。後ろからブレーキのスキール音と同時にシートベルトが緊縮・バックレストが立ち気味に。
後続車が追突しそうになって急ブレーキをかけたのでした。後ろのドライバーがすまなそうに謝りに降りてきました。「すいませんでした、あなたのお車の赤ランプ点滅のおかげでブレーキが間に合いました」。
そうです、車が後ろからの追突を予測すると、ブレーキランプ点滅で後続車に警告、加えて乗員の被害を最小になるようシートベルトとパワーシートがプログラムされているのです。
比較的に仕事が早く終わり、帰りは一般道をのんびり。今頃気が付いたのですが、ステアリングの中立部分のほんのわずかな領域に不感部分がある。「そうか、この部分があまりに過敏だと直進時に神経を使うものな、まあ良く考えて作ってある、しかもこうなっていると、ゆったり走りたい気分になるな」妻が先に気づいた様に、アクセルにも踏み始めに鈍い部分があり、自然とゆったり発進したくなるようになっていたり、ところどころドライバーにおせっかいを焼くようにできている部分がある。
学生時代の友人を思い出しました。試験パスをあきらめたときに、
「もうちょっと頑張ってみようよ」と言ってくれたおせっかいな奴。
今までのマイカーは俺の言う通りに動いてくれた召使い。
でもメルセデスは友人みたい。
もしかしたらメルセデスに乗るって、
友人が一人増えるようなものかもしれません。